城西バトルロワイヤル 

3 三つ巴







――ったく なんでこんなことになっちゃったんかなぁ…。

あの花田の野郎ォ、なーにが

『お前たちには殺し合いをしてもらう』

だぁ? アホかぁ?

どうやってこの馬鹿げたコロシアイから逃げれるか…

逃げるには爆弾も取り除かないとな・・・。

田中 哲(二十六番)は考えながら 森の中を歩いてる。



自分の支給武器はボーガン。使い方は―−・・・よく分からないがこの引き金を引けばいいと思う。装着もなんとかできそうだ。

「!」  

田中は身を伏せた。辺りに人の気配が立ち込めた。

どうする?声を掛けるか・・・

いや 狙われたらお終いだ どうすッか。 

気配感じよう・・・相手もわかっているはずだ・・・ 

ん? あの草むらがガサッとしたな 

な!向こうもだ!二人かよ!

 ついてねぇ・・・さてどうしよう・・・ 

飛び出す?ぃや 

狙われるじゃん死ぬじゃん ダメじゃん アホじゃん。

ボーガンを汗ばむ手で握り締め田中は慎重に前進していく。 

ガサッ!

 出てきやがったか!?

ガササッ!

 ぅわっ こっちからもか!

って、たなちゅう(田中 優太 二十八番)じゃん!

こっちは田中 ナオフミ(田中 修史二十七番)とか言う奴か!

ボーガンを降ろそうとしたが相手の銃口がこっちに向けられているのに気付く。

「く・・・・」 

二人とも怯えているような目をしている・・・

そしてもちろんオレもだ。

とりあえずオレもたなちゅうの頭にボーガンを向ける

たなちゅうはナオフミに。 

ナオフミはオレの頭に。

最凶の三角関係の完成。

オレが引けばナオフミは助かるがナオフミが引けば俺が死ぬ・・・。 撃ったら撃たれるということだ。

と オレの頭に名案が浮かんだ。しかし・・・。

可能性は低い・・・

 仲間になろう

と言って連れて行くと裏切られてズドンってゆう可能性もある・・・。

裏切られた時は俺が。 俺が? 俺がナニを?

ぃやそれは 仕方ないことだろう。

言ってみるか。

「・・・・・・っっ!」 

声に出ない。口をアグアグしてるだけだ

こんなにも恐かったなんて、一木の姿を見たからであろうか。



「やる気は あるんか?」 ナオフミが問い掛けてきた・・・



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